2017年2月22日水曜日

「花粉症にかかった」英語でなんと言う? 病状を伝えるフレーズも紹介!

 今年も本格的に花粉が飛び始める季節になった。日本では5人に1人が花粉症だと言われており、外出時に厳重な対策を取る人が増えてくるだろう。

 そもそも花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気のこと。また、花粉症は日本特有のものではなく、地域によって様々な花粉が飛び交っており、例えばアメリカでは主にブタクサやイネ科の植物などの花粉が飛散しているので、それらのアレルギーを持っている場合は海外でも花粉症にかかるケースがあるのだ。

 英語で「花粉症」というと、表現は複数あるが、一般的には「Hay Fever」と呼ぶ。「hay」は「干し草」なので、直訳すると「干し草熱」という意味だが、花粉の種類に関係なく「花粉症」全般で使われる。これはその昔、牧草の干し草が原因のアレルギーが流行した地域で「Hay Fever」という言葉が流行り、その後も同じようなアレルギー症状の病気を「Hay Fever」と呼ぶようになったことが起源とされている。

 医学的に、花粉は「pollinosis」とも呼ばれており、「I'm allergic to pollen. (花粉に対してアレルギーがある)」でも意味は通じるので、覚えておいて損はないだろう。

 すでに花粉症にかかっている、または自分が花粉症なのを知っている場合は、「have」を使った「I have hay fever. (私は花粉症です)」と伝えよう。症状が始まった、あるいは初めて花粉症が発病した場合は「I got hay fever. (花粉症にかかりました)」という表現が適切だ。

 花粉症による病状が出始めたら、下記のフレーズのように伝えるとよい。

・I have/got a runny nose.(鼻水が止まらない)
・I have/got a stuffy nose.(鼻が詰まっています)
・I cannot stop sneezing.(くしゃみが止まらない)
・I have/got itchy eyes.(目がかゆいです)

 また、花粉症対策につながるアイテムの名称も覚えておくと役に立つはずだ。

・Where can I find a flu mask?(マスクはどこにありますか?)
・I need eye drops.(目薬が必要です)

 海外でも花粉症に必ずかかるとは限らないが、心配な場合は日本から医薬品を持参していくなど、対策しておくことをオススメする。

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