台湾で、今年初めて鳥インフルエンザの感染者が確認された。感染した男性が出張していた中国では、すでに100人以上の感染が確認されていて、さらなる感染拡大が懸念されている。
台湾の地元メディアによると、台湾に住む69歳の男性は先月、仕事で訪れた中国の広東省で、発熱などの症状を覚えその後、台湾の病院で検査を受けたところH7N9型の鳥インフルエンザに感染していることが確認されたという。男性は現在、意識不明の重体。
台湾で鳥インフルエンザの感染者が確認されたのは、この冬初めてで、衛生当局はこれまでに男性と接触があった108人を追跡調査し、感染の拡大防止を図っているという。
中国国家衛生局によると男性が訪れていた中国では、去年12月までに、少なくとも114人が感染し、21人が死亡。中国政府は、「現在、鳥インフルエンザの多発期に入っている」などと発表していて、警戒を呼びかけている。
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