2017年2月9日木曜日

不動産融資、3年連続最高=マイナス金利で14%増—16年

 日銀は9日、2016年の銀行や信用金庫の不動産業向け新規融資額が、前年比14.0%増の14兆7163億円に達したと発表した。バブル期の1989年(11兆5243億円)などを上回り、3年連続で過去最高を更新した。マイナス金利政策を背景に、不動産関連企業の借り入れが高水準で推移しており、「ミニバブル」の発生を懸念する声も出ている。

 新規融資額は、都市銀行や地方銀行など139行と265信用金庫の合算。16年の伸び率は15年の水準(6.6%)を上回り、増加ペースが一段と加速している。 

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