2017年2月8日水曜日

リコー4拠点閉鎖・移転へ…3000人配置転換

 複写機大手のリコーが業績悪化に伴うリストラ策として、グループ会社の埼玉事業所(埼玉県八潮市)など関東地方の少なくとも4拠点を来春までに閉鎖・移転し、国内従業員の1割近い3000人規模の配置転換を行う方針であることが7日、分かった。

 建物の賃料や維持費を中心に年20億〜30億円の経費を削減する。今後は業績の改善に向け、国内外で人員削減に踏み切る可能性もある。

 具体的には、埼玉事業所や東京都品川区の拠点は閉鎖。東京・銀座の本社は賃貸契約を解約し、大田区の大森事業所に移転する。研究開発機能は神奈川県の海老名事業所に集約し、情報システム事業などは横浜市都筑区の拠点にまとめる。これに伴い従業員の大規模な配置転換を行う。

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