2018年4月2日月曜日

日本を訪れる観光客、韓国が中国を抜いてトップに

今年、日本を最も多く訪れた海外観光客は、韓国人であることが分かった。しかし、韓国を訪れた日本人観光客は前年同期比かえって減少した。

1日、日本政府の観光局によると、今年1月から2月まで日本を訪れた外国人観光客は501万800人だった。このうち韓国人観光客は151万2100人で、昨年同期の122万5160人より23.4%が伸びて、最多訪問国の首位となった。

これは、昨年、日本を訪問した海外観光客首位だった中国も抜いた記録である。中国は昨年、735万5800人が日本を訪れて首位となった。今年1、2月の訪問者は134万8700人で、前年同期比18.3%が伸びたが、韓国には遅れをとった。

韓国人観光客が日本に集中しているのは、高高度ミサイル防衛システム(THAAD)の韓半島配置を巡って、昨年3月から韓中間「観光冷戦」が続いたことで、韓国人観光客が中国を避けたからだという分析が出ている。また、円安であるうえ、日本政府の観光客誘致政策に弾みがついていることも、韓国人が日本を多く訪れた要因として働いた。

一方、今年1、2月に韓国を訪れた日本人観光客は33万5324人で、前年同期比1.3%減少したことが分かった。中国は、訪韓観光客が前年同期比43.7%減少して65万468人にとどまったが、依然として首位となっている。

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