総務省が30日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は3.1%で4月(2.8%)から悪化した。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.49倍と前月から上昇。1974年2月(1.53倍)以来、43年3カ月ぶりの高水準となった。
完全失業率は、ロイターの事前予測調査で2.8%が予想されていた。
有効求人倍率は、ロイターの事前予測調査で1.48倍が見込まれていたが、結果はこれを上回った。
新規求人倍率は2.31倍と前月から上昇。有効求人数は前月比0.1%減、有効求職者数は同0.9%減だった。
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