2018年6月29日金曜日

ビットコイン6000ドル割れで先安観強まる

 主要仮想通貨は29日午前9時10分現在、ビットコイン(BTC)が1BTC=65万2343円(過去24時間比4.14%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=4万6785円(同4.15%安)、リップル(XRP)が1XRP=50円(同4.63%安)などほぼ全面安商状となっている。

 29日のビットコインが1BTC=6000ドルを割り込み、先安感が強まった。市場では6000ドルは重要なフシ目と見られており、押し目買いから目先25日のような反発があるか注目される。ただ、この水準を割り込んで下落が続けば、テクニカルのフシである5090ドルまでの下押しを予想する向きもあり警戒感が広がっている。

 また、28日の金融市場では、保護主義政策を強める米国への対抗措置として中国人民銀行が人民元安を誘導しているとの見方が広がり、中国の金需要が減退するとの思惑から、金利の付かない資産として仮想通貨も軟化した側面もある。

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