NASAは火星への有人探査を計画しているが、火星における居住施設のための電力供給元として原子力発電を選択肢に入れているようだ。
NASAは宇宙用原子炉開発計画「Kilopower」プロジェクトの一環として小型原子炉を開発している。ここで開発されている標準的な原子力発電装置はサイズが高さ2m以下と小型ながら10kWの発電量を得られるという。この装置は太陽光で電力が得られない場合などに備えたもので、火星基地に8人の宇宙飛行士が住むためにはこの規模の原子炉が4台必要だと見られている。
今回の原子炉のテストは9月に開始され、2018年1月に終了する予定だそうだ。
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