パスワードを入力している最中の脳波を観測することで、その脳波からパスワードを推測できるという研究結果が発表された。
研究では、脳波センサーが搭載されたヘッドセットを装着した状態で被験者に指定した文字を入力してもらい、脳波と文字の対応をシステムに「学習」させたそうだ。その結果、200文字を学習された時点で数値のみで構成されたPINコードであれば43.4%、6文字のパスワードであれば37.3%の精度で入力された文字を推測できるようになったという。
この結果から研究者らは、今後脳波を測定できるようなデバイスが普及した場合、それが深刻なセキュリティやプライバシに関するトラブルの元となる可能性があると指摘している。
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