2012年5月14日月曜日
LCCTとKLIAの乗り継ぎや移動について
LCCTとKLIAは同じ滑走路ですが空港ビルは離れています
2010年12月9日に、羽田に就航したエアアジア(マレーシアの格安航空会社)さんの飛行機は国内線・国際線ともにLCCTから離発着します。マレーシアの空の玄関として有名なKLIA(クアラルンプール国際空港)と同じ滑走路を使っているんですが、乗り降りは別々のターミナルビルとなります。
地図で見ると、右と左に分かれているだけのようですがKLIAとLCCTを結ぶ道路は、約20km離れているので徒歩での移動は不可能です。頻繁に往復しているシャトルバスを利用するか、タクシーで向かうしかありません。移動時間はバスなら待ち時間を含めて約45分。タクシーなら30分が目安です。
LCCTとKLIAの乗り継ぎや移動について
格安航空会社には、乗り継ぎの概念がないので荷物や乗り継ぎ便のチェックインは毎回必要です。トランジットのお客さんでもチェックインで機内に預けた荷物は到着した空港で受け取り、乗り継ぎ便のチェックインの行列に並ばなければなりません。国内線の乗り継ぎでも同じことです。
たとえば、タイのバンコクからLCCT経由で日本の羽田に向かう場合、まずバンコクの空港でチェックイン。機内に荷物を預けて搭乗したら、マレーシアのLCCT(KUL)に到着した時、マレーシアの入国審査の後、預けた荷物を受け取り税関検査を受け外に出てから、羽田行きの飛行機にチェックインしなければなりません。
荷物を預け・受け取る、出国審査を受けて飛行機に乗る。到着したら入国審査、荷物を受け取り税関検査という工程を繰り返さねばなりません。乗り継ぎをあらかじめ予約していても、航空機の遅発・遅延により乗れない場合の補填も基本的にありません。カウンターで文句を言ってもムダです。
乗り継ぎを計画する場合は、余裕のあるスケジュールを組む必要があります。国内便の接続・国際線への乗り換え、の場合は最低でも2時間半以上。LCCTに到着してKLIAでの乗り継ぎ、またはその逆の場合最低でも3時間半以上の余裕にプラスして、遅延・遅発のリスクも考えておきましょう。
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