2012年5月14日月曜日

KLIA空港


KLIAというのは(英文:Kuala Lumpur International Airport・日本語:クアラルンプール国際空港) の英文の頭文字をとって名付けられたマレーシアでもっとも大きく、かつ離発着便の多い空港です。KLIAと書いてそのまま「ケー・エル・アイ・エー」と呼びます。

エアアジアさんなどを利用する場合、LCCT空港に到着します。

ファイヤーフライ社やベルジャヤ航の一部の路線が発着するのは、スバン空港(Subang Airport)です。クアラルンプール国際空港と呼ぶ場合もありますのでスバン空港とセパンのKLIA・LCCTクアラルンプール空港と覚えて下さい。ほとんどの国際便はKLIA・LCCTクアラルンプール空港を利用します。

KLIAは、マレーシアの首都クアラルンプールから南南西に位置しています。距離にして約48キロ。クルマで45分~1時間かかります。かなり離れていますが、マレーシアの首都機能移転(新都心:プトラジャヤ)からは高速道路で約20分なので将来国の発展を考えた政府の正しい選択であると思います。

周囲は広大な空き地にかなりの余裕を残しており、需要が増えたとしても増築に耐えうるスペースが確保されています。空港近辺の空き地は現在パームオイル(椰子油)の生産農場として利用されているほか、F1(フォーミュラー・ワン)の国際レースも実施されているセパンF1サーキットもすっぽり収まっています。
故・黒川 紀章氏【くろかわ きしょう、1934年4月8日~2007年10月12日】が設計を担当、1998年に開港したKLIAは余裕の敷地に機能面の使い心地を第一に考え、シンプルでゴージャスな外観は、マレーシアを訪れる外国人観光客を迎える玄関として立派な風貌をしています。

飛行機の離発着を受け搭乗客の乗降ゲート、免税店、トランジットホテルなどを集約したサテライトビル。両者を結ぶモノレールは完全無人運転で静かで迅速にシャトル運転されています。アジアのハブ空港を目指し、規模や施設は将来の需要を見越した余裕のある設計がなされているといえるでしょう。

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