2012年5月14日月曜日

LCCTとは?



LCCTとは(Low Cost Carrier Terminal :ロー・コスト・キャリア・ターミナル)の頭文字を綴った略語で「エル・シー・シー・ティー」と発音します。日本語に訳すと「格安航空会社専用空港ターミナル」。マレーシアの首都クアラルンプール郊外に2006年3月23日に開港しました。KL中心部まで約50kmです。

マレーシアの空の玄関として有名なKLIA(クアラルンプール国際空港)とは離れています。徒歩での移動はムリ。航空券やeチケットに書かれている空港コードが"KUL"(クアラルンプール)と記載されていてもエアアジアなどの格安航空会社はLCCT、JAL・ANA・MASなどの普通の航空会社はKLIAですのでお間違いなく。

Air Asiaの航空券が安いのには理由があるのを理解してください

2010年末に日本の羽田に向けて定期便を就航させたエアアジア【AirAsiaX】さん。マレーシアと日本を片道5000円で売り出した破格の航空券がニュースになりました。プロモーションチケットとして席数限定の料金でしたが、一般のエコノミー料金は、大手航空会社の半額~半額以下で今も発売しています。

エアアジアさんのキャッチコピー「Now everyone can FLY」日本語に訳すと『誰でもが飛行機で移動できる時代がやってきた』を実現するために徹底したコストダウンをはかっています。飛行機に乗り込むのも、搭乗ゲートから徒歩で航空機に向かって歩いて、タラップの階段を登るのがスタンダードです。

雨が降ったら、傘をさして歩かねばならないし、雷を伴う豪雨に遭遇するとビショビショに濡れてしまう。機内に預ける荷物の重量オーバーも厳しくチャージされる。エアアジアさんは、破格の航空券を発売するためにお客様にも理解を求めています。極貧生活に身を置く、筆者は納得しています。

飛行機での移動を快適なサービスを求めるならワガママの通じる、一般の航空会社を利用すればイイと思います。エアアジアさんの航空券が安いからといって、JAL・ANA・MASに値切るのは愚の骨頂。使う空港も違うし、機内サービスもコストが違う。格安航空会社が安いのはそれなりに理由があるんです。

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