最近では、ITトラベラーとでも呼べる旅行者も増加、デジカメにはじまり、ビデオ、iPod、携帯PCと、常に充電を必要とする機器でいっぱいです。そんな皆さんが海外に行かれる時、その国のコンセントの形状に合ったアダプターを購入なさるのは当然です。最近では、ひつとで世界各国のコンセントの形状に合わせられるマルチアダプターも当たり前になってきました。(写真:01,02,03)
ところが、いざマレーシアに来てそれを使用しようとして困る方も多いと聞きます。なぜなら、マレーシアのコンセントに合うはずの形状が、壁にあるコンセントの挿口になかなか入ってくれないからです。(あるいは、お部屋のTV等の電源が挿してあるコンセントを一旦抜いてしまうと、もう一度入れるのに苦労なさった方もおられるかもしれません。抜いたコンセントの形状を見ると、少し外側に開くように曲げてある場合もあります。こうしないと入らないのか? と悩んだ方もおられるでしょう)
今回は、そんな不安を払拭する簡単で安全なトリックを公開いたします。これで、もうマレーシアでの充電に困ることはありませんよ。
01:マルチ型のアダプター、左はマレーシアで購入(約RM45、少しかさ高いのが難点)、右は日本の空港などでも購入できるもの(約2.700円、値段は高いが小型で便利)
02:マレーシアのアダプターの挿込みを全部出してみました
03:日本製のアダプターの挿込み
04:マレーシアで一般にみられるコンセント挿口の形状(左側、右側はTVのアンテナ口)
05:トリックに使用する道具、今回はハサミを用いたが、他にキーなど、挿口の大きさに合う固いものならなんでもOK
06:まず、ハサミを三角形の頂点にある穴に挿し込む。この穴には電気は流れていないが、念のため右上のスイッチはOFFにしておこう。これでトリックは完成!
07:アダプターを挿し込む。トリックのハサミのおかげで、いとも簡単に挿入できる。
08:ハサミを抜いて、使用できる状態。
Intraasiaのひとこと解説: コンセントの三角形頂点に当たる穴はアース用です。マレーシア本来のプラグは三点差込式プラグが一般的であり、この3点差込中の頂点部分がアース穴に入ることで、コンセントの他の2穴に差込が挿入できるようになる仕組みになっています。ですから3点差込でないプラグを使う場合は、このアース穴を強制的に開けてやる必要があるわけです。それがここで紹介されているはさみを使った方法ですね。
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