23日午前の東京外国為替市場の円相場は、米中の貿易摩擦への懸念から比較的安全な資産とされる円が買われ、1ドル=104円台後半に急伸した。米大統領選でトランプ氏の優勢が伝えられて、急速に円高が進んだ2016年11月以来の高値水準。
午前10時現在は、前日比85銭円高ドル安の1ドル=104円83〜85銭。ユーロは1円44銭円高ユーロ安の1ユーロ=129円32〜33銭。
トランプ大統領がマクマスター大統領補佐官を更迭すると明らかにしたことも、円買いが進む要因となった。市場では「米中の貿易戦争に発展しかねない」(外為ディーラー)と懸念する声が出ている。
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