2018年1月30日火曜日

NEM不正流出騒動一過も規制強化ムード強まり軟調相場

 主要仮想通貨の価格は30日午前9時35分現在、ビットコイン(BTC)が1BTC=123万354円(過去24時間比4.1%安)となっているのをはじめ、イーサリアム(ETH)が1ETH=12万8988円(同4.7%安)、リップル(XRP)は1XRP=144円(同5.3%安)と軒並み値を下げている。

 26日に仮想通貨取引所大手・コインチェック(東京)で発生した不正アクセスによる仮想通貨ネム(NEM)流出騒動は、発生直後こそ仮想通貨相場を下押ししたものの、その後は流出したネムが現金化されず封じ込められる見通しとなったことなどもあり、主要仮想通貨には買い戻しが入った。29日はその買い戻しも一服。比較的取引の自由度が高かった日本市場も金融庁がコインチェックに業務改善命令を出すなど異常事態にあり、国際的な規制強化の流れが蒸し返されたものとみられる。

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