2016年9月6日火曜日

福島第一原発の凍土壁が台風10号の影響で溶解、汚染水が流出

先日東日本を中心に大きな被害を引き起こした台風10号による大雨の影響で、東京電力福島第一原発の凍土壁が2カ所で溶けていたそうだ。
 
凍土壁は汚染水の海への流出を防ぐために設置されたが、完全には凍らない状況で運用が行われていた。今回大雨で大量の水が流れ込み、これによって凍土壁の2か所が溶け、汚染水が凍土壁外に流れ出ているという。東京電力は薬剤を用いて再凍結を促進する工事をするようだ。
 
雨程度で溶けるようでは、既にあちこちで言われているように、凍土壁は対策になっていないのかもしれない。

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