アメリカのトランプ大統領を批判した、政権高官による匿名の文章が有力紙に掲載されたことで激怒した大統領が、「犯人探し」に躍起になっている。
有力紙「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された寄稿文では、現役のトランプ政権の高官が匿名で、「トランプ大統領は国にとって有害」などと痛烈に批判している。
政権内は大きく動揺し、現地メディアによると、ホワイトハウスで予定されていた多くの会議が取りやめになり、この高官の割り出しが進められている。
また、激怒した大統領は、「国家安全保障の担当者か司法省の関係者ではないか」と疑い、「信用できるのは自分の子どもしかいない」と漏らしているという。
こうした中、ペンス副大統領やマティス国防長官など閣僚や高官が相次ぎ「私ではない」と表明する事態となっている。
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