楽天は12月14日、同社が携帯キャリア事業に参入する方針だと伝えた同日付の一部報道について「携帯キャリア事業への参入を検討しているのは事実」と認めるコメントを出した。
同日付の日本経済新聞やNHKニュースなどは、総務省が2018年1月にも新たに割り当てる電波について、楽天が取得を申請する方針を固め、2025年までに最大6000億円を投じて基地局などを整備する——などと伝えた。参入が決まれば、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクに次ぐ国内第4のキャリアが誕生することになる。
楽天は報道について14日、コメントを発表した。報道内容について「当社から発表したものではない」としながらも、「携帯キャリア事業への参入について検討していることは事実」と認めた。
楽天は2014年、NTTドコモの回線を利用するMVNOに参入し、「楽天モバイル」をスタート。今年9月にはプラスワン・マーケティングからMVNO事業を買収するなど、MVNO事業を強化している。
総務省は、4G携帯向けに1.7GHz帯と3.4GHz帯の追加割り当てを行う方針で、既にドコモが割り当て申請を検討すると発表している。
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