2012年6月15日金曜日

パナソニック、携帯電話生産をマレーシアなどに移管


パナソニックは、スマートフォン(高機能携帯電話)を含めた携帯電話の日本国内生産を中止し、マレーシアや中国に今夏をめどに移管する方針を固めた模様だ。 
パナソニックは2005年に撤退していた携帯電話の海外市場に2012年度から再参入するため、全体の約5割に上る国内生産を海外に移管して円高リスクを回避し、国際競争力を引き上げる。携帯電話のすべての生産を海外移管するのは同社が初めて。
パナソニックはこれまで、携帯電話を日本国内では静岡工場、海外ではマレーシアと中国で生産してきた。静岡工場での生産をマレーシアや中国に移管し、静岡工場はアフターサービスの拠点とする。
パナソニックは、2015—16年度には携帯電話の販売台数を3倍の1,500万台にすることを目指しており、うち900万台が海外販売になると見込んでいる。 

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