2012年6月15日金曜日

覚えておきたい聞き慣れない単語 「チトロン」と「エーピーセット」


マレーシア国内なら、どんないなか町に行ってもケータイ電話機の販売店がネットワークを結んでいます。お客さんはその販売店で、ケータイ電話機を買ってSIMカードの会社を選んでプリペイドカードを併せて購入しています。こうしたお店では、チトロンとエーピーセットという単語がごくあたりまえのように使われています。海外ケータイ生活を始める際にはぜひ覚えておきたい単語です。

「チトロン」(Zitron)とは、マレーシアの工場から出荷された正規流通の携帯電話機商品。「エーピーセット」(Ap-set)とは、並行輸入モノの商品です。並行輸入している相手国はシンガポールのことを指します。関税がかからない商品なので違法輸入ではありません。マレーシアの国内工場から出荷される「チトロン」とシンガポールから輸入される「エーピーセット」に商品の機能や性能に差はありませんが価格には大きな差が生じています。修理や保守のアフターフォローも販売店から同等に受けることができます。ですから、海外ケータイ生活をマレーシアで始めるなら価格が安い「エーピーセット」の新品を購入されることをオススメします。
なぜ、こういう価格差が出ているのか?これは、筆者の推察ですがシンガポールの「エーピーセット」の流通はマレーシアのみならず、インドネシアや、タイなどの周辺国、香港や台湾などの華僑ネットワーク国にも及び、その出荷台数はマレーシア単独の国内流通をさせる正規販売店の数十倍におよぶため、メーカーからの仕切り値段も安いはずです。

ローコスト・マス・マーチャンダイジング、つまり大量仕入れ・大量販売による価格破壊を実現させているようです。お買い求めの際には、価格が安くて同品質のエーピーセット版がお得です。探してみてください。


ケータイ電話は、今や激安街道まっしぐら!急激なる販売台数の増加に伴い価格は落ちるところまで落ちています。どの店で購入してもほとんど差はありません。

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