7日の東京株式市場では日経平均株価が続伸し、バブル経済崩壊後にいったん株価が戻った局面での高値(平成8年6月26日の終値の2万2666円80銭)を一時上回った。終値でこの水準を上回れば、4年1月以来約25年10カ月ぶりの高値となる。前日の米国株が過去最高値を更新した流れを引き継いだのに加え、好業績の銘柄を中心に投資家の買い意欲が旺盛だった。
前日の米国株相場はダウ工業株30種平均など主要な3つの株価指数がそろって過去最高値を更新。一方、東京外為市場で円相場が一時1ドル=113円70銭近辺とやや強含み、平均株価は朝方に下げて始まった。
ただ、発表が本格化している企業決算は総じて好調で、「下値では買い意欲が強かった」(大手証券)。平均株価はじわりと上げ幅を広げ、バブル崩壊後の戻り高値を一時上回った。
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